ビジョントレーニングは学習や運動の力を伸ばす最強の「脳トレ」!

先日あるテレビ番組で「転倒防止のための小脳を鍛えるトレーニング」としてビジョントレーニングが紹介され、話題になっているようです。


小脳は、体が倒れないようにバランスをとったり、指先などの細かな作業を行うときに働いていて、ビジョントレーニングはこの働きをスムーズにするということです。俗にいう「体で覚える」というのは=「小脳が記憶する」というであり、体に自動的に任せることができるとその分大事な思考にエネルギーをまわせるようになり、運動や学習がしやすくなりますね。例えば歩く時、「片足を前に出してかかとからついてつま先の方に体重を移動してつま先に力が入ったら反対の足を前に出して…」なんて考えながら歩いていたら周りの状況なんて目に入らなくなって危ないですよね。

ビジョントレーニングは、大脳の中の前頭葉の働き(思考、意思決定、行動を抑制、情動を制御、意識・注意を集中、注意を分散、コミュニケーション、記憶のコントロールなど)を活性化させます。

ちなみに、視空間認知は大脳の中の頭頂葉が働いているとのことで、ビジョントレーニングは脳の広い部分の活性化につながっているのです。

毎日のビジョントレーニングは最強の「脳トレ」かもしれませんね♪